ちょっと一言
動画の解説にはこんな風にありました。
日本の実践催眠術の第一人者、吉田かずおは、催眠歴半世紀以上。何度か催眠をかけては覚醒させるプロセスを使って、被験者に実質的な瞬間催眠をかけることができます。深い催眠に入ると、人間は無意識や潜在意識の中に埋もれている特殊な能力を発揮することもできます。
吉田かずおは、かつて、「タバコケースの中が見える」と被験者に暗示をかけ、実際に、高い確度で中のタバコの数をケースを開けることなく当てられるようにしたことがあります。競艇や競馬での予想を、予知に近いレベルに引上げる実験をしたこともあります。
吉田かずお自身は、スピリチュアリストでもありませんし、超常現象に関心があるわけでもありません。しかし、無意識を自由自在に扱う催眠術師として、人間に秘められた霊性を引き出すことができるのです。
面白い使い方ですねぇ。興味深い。確かに顕在意識のブレーキを外して能力を引き出すために催眠術を使う、というのはないわけではないですね。例えば、禁煙や減量を促す、なんてのは当然に期待されますので。今度やってみるかな。。。あなたは何が出来るようにして欲しい?
メモっておきたいテクニックです。
今回の動画は、催眠誘導を何度か繰り返すとその反応がはやくなる、ということの説明のものです。
実際、何度も催眠術をかかった人は掛かりが早いのです。理由は簡単ですよね。慣れ、です。
脳が意図的なダウントランス状態への入り方を一度体験するとその体験がその後の誘導の時の助けになって反応が早くなる、ということなのです。
慣れない街を歩くより、一度来たことのある街を歩く方が精神的に楽、なのと同じです。
被験性テストの効果
今回の動画シリーズで、被験者の女性がトランス状態の中で「動かしてごらんなさい。動きませんから。」と言われて動かそうとしつつ動かないので口元だけ笑いが浮かぶのを何度かごらんになっていると思います。この笑い方だと、本当に動かしたくても動かない、という反応ですので、当の本人も実際に起きたことを受けて暗示がさらにかかるように脳が徐々にプログラムされているのです。
このシリーズの一覧です。
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