ちょっと一言
動画の解説
たまには普通の素人さん、だろうという方に対する一発での導入の実例でも、ということで。
催眠写真家、という催眠術に被写体をかけて完璧に力の抜け切った姿の写真を撮る術師さんがいらっしゃいまして
その方の動画の一つからのご紹介です。
この方の動画は、あちこちのイベントに行って、1対1で掛けている動画をアップしていますが、今回は。。。
実際にどうだったか、というと。。。
今回の動画では、催眠術という言葉すら知らない、という結構個性的なお嬢さんに一言二言、催眠術って知ってます?なんて言いながらあっという間にダウンタイムトランス状態に誘導しました。
で、あっという間に掛かってますよね。被験性テストなしでガッツリ掛かってますよねぇ。
http://www.hypnosis-aids.jp/?p=118
で、ゆっくりと戻してあげて感想を聞いてみると
力が抜けて。。。なんかフニャっとした感じになって
という感覚になったことを口にしたところでまたあっという間にダウンタイムトランス状態に。早いですね。
また目覚めさせてあげると本人、「アレェ」と不思議そうですね。
実際の催眠術で覚えておきたいこと
今回の一番のポイントは、掛かるとどんな感覚になるのか、というところ、ですね。
前の記事で掛けまくっている閃光の催眠術師も、かけられたのが気持ち良いのを覚えているので、実はかかりやすい、なんてとある動画で披露していますが、実際に力の抜けた感覚が気持ちいい、のです。
この脱力感は顕在意識が体を守る限りは感じられない脱力感ですので、普段は早々感じられない、とも言います。
これを体験するだけでも面白いと思いますよ。
さて、この動画の掛ける側のポイントは、実は掛け方、ですね。
額に指を置いて、あっさりと入れていますが、このメカニズムはわかりますか?
これは人間の目と意識との関連によるものなんですね。
人間が一つのものに集中して見ていると、思考が停止するのです。そうですよね。一点を見ることに意識も集中しますから。
この状態を作り出すと実はぼーっとしやすくなるのでダウンタイムトランス状態に誘導しやすくなる、のです。
これの基本的な使い方は、例えばこちらの動画にあるように、親指を立てさせて、その爪の先かシワをじっと見続けさせることで
意識を集中させている間に暗示を入れてカタレプシーを起こさせる、というものではあるのですが
これを見て、催眠術に興味を持ったら催眠術のあれこれがわかる拙著のサイトまでどうぞ!
http://www.hypnosis-aids.jp